1991年に京都府八幡市で女性教育の国庫補助金事業としてスタートした『初級人形劇作り講座』(保育付き)を受講し、その後、アマチュア人形劇団として活動を始めた5つの人形劇団(2024/2/1現在)の集まりです。
普段の活動は、それぞれの劇団が幼稚園や保育園などから依頼をいただき公演をしています。
1994年に第一回やわた人形劇まつりを生涯学習センターで開催後毎年続けています。市内からだけではなく、近隣の市からもたくさん見に来ていただけるようになりました。
また、プロの演出家幸晃彦氏を招いて「冒険者たち〜ガンバとその仲間たち〜」を2003年人形劇まつりの10回記念として初の合同公演を開催しました。
そして、2013年にも、プロの演出家大原めい氏を招いて20回記念として『八幡の昔話』三作品を合同公演でつくりあげました。この作品は高い評価を受け「kyoto演劇フェス」や「いいだ人形劇カーニバル」や「吹田よってよってパペットカーニバル」などのフェスティバルに参加しました。
2015年から毎年八幡市内小学校へ巡回公演をしています。
「平成22年度八幡市文化賞」を受賞しました。
現在やわた人形劇連絡会には、5つの人形劇団が所属しています
ブログとFacebookを不定期で情報更新しておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。
やわた人形劇連絡会ブログ
やわた人形劇連絡会(Facebook)
第
30回 やわた人形劇まつり
【日 時】 2024年3月3日(日)
【場所】 八幡市立生涯学習センター 3F ふれあいホール
【チケット】 前売り:500円 当日:600円 (3歳以下無料)
【人形展示】 2月24日(土) 〜 3 月3日(日)
2013年に人形劇まつりの20回を記念して、プロの演出家である大原めい氏の指導・演出により、作品選びから脚本書き・人形作り・稽古を構想2年、具体的な取り組みに10ヶ月をかけてつくりあげた作品です。
2015年からは、八幡市教育員会(文化芸術による子供育成推進事業)からの依頼で八幡市内の全小学校の児童に毎年八幡の昔ばなしを伝えています。
この取り組みは9年目を向かえた今でも、演出家大原めい氏の指導を受け毎年キャストを変えて、誰もが主役をつとめられる力をつけて演技者として成長できる場になっているとともに、年々作品への理解が深まって「やわた人形劇連絡会」のライフワークになっています。
『牛
まわし』
ある年の秋のこと、一頭の仔牛が村にやってきました。
お百姓が牛に力を借りて、田畑を耕していた頃のお話です。
『鯉ものがたり』
江
戸時代の初め、男山のふもとを流れる放生川のふもとに仲のいい親子が住んでいました。
ある時母親が病気になり日に日に悪くなっていきました。母を救うために息子 元太がしたことは・・・。
石清水八幡宮の「紙鯉」のいわれを描きます。
『おみなえし』
八
幡女郎花の松花堂にある「女塚」、八幡今田にある「男塚」、この二つの塚にまつわる平安初期のはかない恋のお話です。男山のふもとに住む「小野頼風」、京の都にする「おみなえし」、二人の人形と尼僧の語り、そして音楽と光も二人の心情を表現しています。
『鯉ものがたり』より
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